平成元年の日本の名車・神宮外苑クラシックカーフェスティバル2018.11.17の5

11月17日に行われたクラシックカーフェスティバルの報告の5弾目です。

ここでは、トヨタ博物館の企画展示で、1989年(平成元年)に発表された日本の車が展示されていたものを撮影しました。
展示されている車両については、トヨタのHPに詳しく掲載されています。

まずはレガシイツーリングワゴン
レガシイツーリングワゴン
ワゴンというと、セダンのトランクを無くして屋根から伸ばした車体で仕事用、というイメージがこの頃にはありましたが、このレガシイツーリングワゴンはワゴン用に最初からデザインして作り込んだそうです。
海外にはすでにそうした車も存在していましたが、日本ではこれが初。
一見すると、そんなに革新的な車には見えませんが、今では街なかを走っているとめったにセダンを見かけないで、SUVやワンボックスばかり。そうした流れの源流にある車なのかも知れません。

トヨタセルシオ
セルシオ
今でも、時折街なかで見かけますね。もう30年経っているとは思えないぐらい現代的。このセルシオの流れがレクサスにつながっています。ベンツやBMWなどのヨーロッパの高級車に対抗するために生まれたものでまさしくバブル的ですが、一過性で終わらずにレクサスという大輪の花を咲かせたのはやはり、さすがトヨタと思わせます。





スカイラインGTR
スカイラインGTR
この頃にはGTRというのは、伝説的な車でもう復活はしないものと思っていた処に登場したもの。かなりのインパクトがありました。

ホンダNS-X
NS-X
セルシオが日本製ベンツのセダンならば、NS-Xは日本製フェラーリを目指していました。これまたバブル的ですね。ここから多くの和製スーパーカーが生まれた……とはなりませんでしたが、このNS-Xは長く作られ、ようやく新型も登場。細い流れですが、途切れてはいません。




ユーノスロードスター
ユーノスロードスター
初代ロードスター。この手のライトウェイトスポーツって英国のMGあたりという印象が有ったのですが、それを日本で行ったあたりが挑戦的です。車のデザイン自体は古典的なライトウェイトをその頃の「現代」の文法でデザインし直したもので、そこまでの先進性は感じませんが、こうした過去の栄光の復活を目論むのも、気持ちとお財布に余裕が無いと出来ないので、バブル的と言えるのかも。ロードスターは商業的にも成功を収めて、今は4代目が走っています。

1989年というと、日本にとってはバブルの只中で、明るい時代でした。
それを反映してか、この時代の日本車というのは、それまでとは違ってかなり思い切った車が沢山出ています。その中には高級車というわけではないですが、余裕が無いと企画も出来ないような趣味性の高い車も含まれていて、ワクワクさせてくれました。

ピンポイントで89年では無いですが、近い時代ではスバル・アルシオーネやマツダのオートザムAZ-1、ユーノスコスモ、いすゞ・ピアッツァ、ホンダビートなどのバブルの香りを感じさせる車があります。




個人的なことを言えば、私は1987年に大学を出て就職し、この1989年はやっと仕事に慣れてきて、恋人も居て、けっこう楽しい人生を送っていた気がします。

その後は、バブル崩壊までは良いですが、その後の処置が悪くて凋落が続いています。私の人生を振り返っても、このあとは会社が左前になって10数年に渡る長くて苦しい退却戦を戦ったあとで、結局倒産。職を無くして、契約社員で糊口をしのぐ日々をやはり10数年過ごして、今はとうとう無職。

まあ、暗い話しをしても仕方ないので、新しい年号に変わる来年には、また明るい時代が来ると信じましょう。

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