実は平林寺と新座市役所に挟まれた一直線の道路をよく通っていた時代がありました。もう数十年前も前のことで、その時から平林寺に一度は入ってみたいと思いつつも、そのまんま生活パターンが変わってしまい、これまで一度も入ることがありませんでした。
いわゆるお寺らしい建物は、総門を入ってすぐのあたりで、そこから先は大河内松平家の廟所の他は、雑木林がつづくだけの風景でした。(なお、松平家廟所は基本的にお墓が並んでいるだけだし、他人のお墓は心理的に撮りづらかったので、撮影はしませんでした。)
平林寺の境内の雑木林は、武蔵野で生まれ育った私にとっては、懐かしい風景でした。中学校の裏の雑木林も、こうした林と同じような風景でした。もちろん、平林寺の方がずっと広くて、手入れも行き届いていました。
国の天然記念物にも指定されているそうで、現在では東京ドーム9個分がその範囲になっているそうです。
紅葉はあまりありませんでしたが、うまく建物にかかる形で撮れそうだったので……。出来上がった画像をみるとよくわからないですね。
平林寺の境内は、修行場になっていて入れない場所を除いて、散策コースが設定されており、わりとゆっくりと回っても、一周すると大体40分から1時間ぐらい。
再び総門前の大きな広場に帰ってきます。
こちらは半僧門を裏からみた画像。一年に一度しか開門しないそうです。
そして、ふたたび総門から出て、道路を渡った向かいには睡足軒の森という離れがあります。ここは松永安左エ門が自分の屋敷地に飛騨地方の古民家を移築したものだそうです。現在は休園中で来年3月までは入れないということで、垣根の向こうから建物だけを撮りました。
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