ちょっと古い内容ですが、昨年(平成30年)の10月に成田山新勝寺にお参りした際に頂いた御朱印です。
ちょっとネタ切れ気味なので、御朱印も公開することにしたのです。
成田山新勝寺は、さすがに相当に広い境内で、その境内の中のあちこちに御朱印の配布場所が散らばっていて、それぞれを巡ると自然に新勝寺内を歩いて回ることができるようになっています。
このときには、御朱印はこれが普通なのだと思っていたので何も感じませんでしたが、後に他のお寺で御朱印をいただく際に、一箇所でいくつも御朱印を書いているところがあり、お寺によってそれぞれなのだ、とわかりました。
さて、1から順に。
御朱印を頂いた順序は新勝寺のHPにも載っている順番。
大本堂(お不動様)、出世稲荷、釈迦堂、光明堂、醫王殿、大塔という順序でした。
出世稲荷は御朱印にも描かれているように荼枳尼天。昔、あるポットキャストで仕入れた知識なのですが、お稲荷さんには神道系と仏教系がある、仏教系の神社っていうと矛盾した表現のようだが、神仏混淆の時代に混ざったらしい。この仏教系と神道系の簡単な見分け方は、神道系は宇迦之御魂神(うかのみたま)をお祭りしていて、この神様の位である正一位を染め抜いた幟を立てている。伏見稲荷が有名。
それに対し、荼枳尼天をお祭りした神社では正一位の幟はない、愛知県の豊川稲荷が有名。
朧な記憶では新勝寺のお稲荷さんは正一位の幟をしていた気がするのだが、それだと理屈に合わない。
釈迦堂はお釈迦様、光明堂は大日如来がお祀りされていて、醫王殿は薬師如来でした。
大塔は昭和59年に建立されたそうですが、見た目は巨大な塔ですが、中はかなり立派な鉄筋コンクリートの建物。1階には写経をする人が何人もいました。
2階以上は博物館というか記念館っぽい内容で、歌舞伎の市川家と新勝寺の関わりなどを表す資料が飾られていました。
御朱印にかかれているのは不動明王の御朱印だそうですが、さっぱりわかりません。梵字なのでしょうか?