本日、さきたま古墳公園を再訪しました。
6月18日に訪問したときには「埼玉県立さきたま史跡の博物館」が休館日で見学することが出来ずに終わってしまったので、そのうちに再訪しなきゃいけないって思っていました。
ようやく涼しくなってきたので、本日行ってきました。
まずは駐車場前の看板
さきたま古墳公園は駐車場の有る側(上に登れる古墳が複数有る側)と、道路を隔てて博物館の有る側に大別されます。
まずは駐車場側を見学。
この円墳の丸墓山古墳は上に登れますが、かなりの急階段をえっちらおっちら登ります。
頂上部は小さな平地になっていて、ご存知の方も多いかと思いますが、豊臣秀吉が北条攻めをした際に石田三成が忍城攻めをして、ここに本陣を置いたそうです。
重い鎧をつけて、この階段の登り下りは辛い。
稲荷山古墳。きれいな前方後円墳でここも登れます。方状の部分で祭祀をして円状の部分に埋葬していたそうです。
方状の部分から円状の部分を見るとこんな感じ。接続部はかなり低くなっています。
将軍塚古墳は登れませんが、内部は展示館になっていて、200円で入場できます(史跡の博物館にも同じ入場券で入れます)。
内部も撮影可。こんな感じの地層になっています。
被葬者はこんな感じだったそうです。
そして道路まで戻り、「埼玉史跡の博物館」に。
この博物館の白眉は何と云っても国宝金錯銘鉄剣(こくほうきんさくめいてっけん)、そして同じく国宝に指定されている「ヒスイ勾玉と銀のイヤリング」「画文帯環状乳神獣鏡」「帯金具」。
剣は一番の目玉なので、展示室中央にガラスケースがあってその中に縦に設置されています。
宙に浮くように設置されていますが、もし下の部分が接地していたら、勇者の剣が刺さっているように見えるんじゃないだろうか?
いずれも展示されていて、かなり近くで見ることが出来ます。
これは良いのですが、撮影はガラスケースの上にカメラをかざしてはいけない、という規則があって事実上は撮れません。
横からなら撮っても良いということで一枚撮りましたが、(剣の鞘です)横からなので、ちょっと見にくい。
剣もなかなか撮りにくい雰囲気で撮影断念。
なので、ここは実際に見に行ってください、としか言えません。
ただ展示物自体はフラッシュを焚いたり、接写しない限りは撮影可なので適当に取りました。
埴輪がかなり大きくて、イメージが変わります。
博物館を出ると、移築したこの地方の古民家へ。
もちろん古墳時代のものではないですが……。
この古民家コーナーの脇から鉄砲山古墳、奥の山古墳なども見られますが、登ったり中に入ったりは出来ないので、周りを散歩するのみです。
梅や桜がけっこう植えられているので、その時期なら見応えがあるかも知れませんが、今は単に野原を散歩しているだけなのと大差ありません。
まあ、そうは云っても、最近はあまり外出していなかったので、気持ちの良い散歩でしたが。
やっと暑さも収まったし、寒くなる前にまた色々と見て回ろうと思った1日でした。
なお前回、行田に来た時には忍城、古代蓮の里にも行きましたが、今日はちょっと別の用事もあったので、古墳公園だけ見ておしまいです。(古代蓮の里は高いしなあ)
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横穴式石室からみた古墳時代社会 (季刊考古学 160) [ 太田宏明 ]
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