埼玉県嵐山市にある嵐山史跡の博物館に行ってきました。ちょっと長めのドライブで、実に久々の高速走行でした。
嵐山史跡の博物館は、源平合戦の時代に活躍した武士・畠山重忠の館跡に作った博物館です。畠山重忠といえば、今月3日に訪れた御嶽神社に大鎧を奉納して銅像が立っていたのを見たばかり。別に意識したわけではないのですが、手頃な訪問先を検索していて、ここが引っかかったのです。
関越を東松山ICまで走って、下道は国道254号線。私が住んでいるあたりでは川越街道と呼ばれていて、割とおなじみの国道ですが、ここらへんではすでに川越は過ぎていて、児玉街道と呼ばれているそうですがよく知りません。
博物館は川越街道沿いから直接駐車場に入れます。割と朝早かったので、他の車はほとんど停まっていませんでした。
正面玄関が閉まっていて、ありゃ、休んでるのか、と思いきやその脇の職員通用口から入るようになっていて、受付に行く前に事務所前で住所氏名電話番号を記入して、体温を測るようになっていました。コロナ対策ですね。
その後、受付で100円を払って展示物へ。
写真撮影オーケーが明示されていたので、適当にバシャバシャ。
まあ、鎌倉武士の居館跡に作ってあるだけあって、中世鎌倉武士に関する展示がメイン。
小さめの展示室が2つだけで、ゆっくり説明まで読んでも、10分ちょっと程度で見終えてしまうボリュームです。
あまり人気になることのない博物館だけあって仕方ないですね。
建物を出ると、その背後に広がる菅谷(すがや)館跡を見て回ります。
ただ、なんか建物があるとかということはなく、広い野っ原が広がっているというだけです。
今の時期ですから枯れ草が敷き詰められている感じ。
堀の跡も空堀なので、単に地面が掘られているだけで、その空堀に接して堤があって、たしかに人力だと合戦でこの館に攻め入るのはそれなりに大変だろうなあ、とは思います。
以前に難波田城跡を訪れた際に小道を横切る蛇を見かけたことがあり、時期が時期なら蛇とか出そうだなあ、と思いながら歩いていると、「マムシに注意」の立て札もあり、ちょっと怖い。蛇は苦手なんです。
というわけでさっさと菅谷館跡を見学し終えて、帰宅。せっかくなので254号線を逆にたどって今度は下道だけで帰ります。途中で牛丼を食べて、川越を過ぎたところでバイパスに入って、バイパスの終点まで走るともうおなじみの道路。
いつものブックオフに立ち寄って中身をチェックしたあと、これまたいつもの星乃珈琲店によって珍しくランチメニューを食べて帰宅。
帰り着いたところで時計を見たら3時ぐらいで、まあ半日気楽にドライブできて幸せでした。
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