朝、寝起きのコーヒーを呑んでいて、良い天気だったもので、ふっと思い立って、以前から気になっていた塩船観音寺に。
途中で朝マックで1時間ぐらい過ごしたりしていたら、着いたのがお昼前ぐらいになってしまいました。
以前に御嶽神社に参拝に行ったときと同じルートで、途中で青梅街道から外れて10分も走ると着きます。
正直なところ、東京近郊に半日ドライブで行けるような場所ということで探すまで、聞いたことがないお寺でしたが、かなり境内は大きくて、さすがでした。
普通のちょっと田舎の方の住宅街、といった雰囲気の場所にかなり大きめの駐車場があって、そこから山門まではすぐ近く。
なので、それほど大きなお寺とは思えず、また山道だとも思わなかったのですが、大きな観音様の足元まで行くには、短時間ではあるのですが結構な坂道を登らなくてはなりませんでした。
まずは、山門を入ると、阿弥陀堂や薬師堂などが点在している場所を抜けて本堂へ。
本堂の脇から本格的な山道を登っていくと、まあ10分も登らないで、大きな観音様の足元に着きます。
その山道は昨日はもう名物のツツジは終わっていて、緑に囲まれていましたが、シーズンは確かにキレイそうだなと思わされます。
大化年間(645~650年)に八百比丘尼が観音像を当地に安置したのが開山で、貞観年間(859~877年)にりゅうせいを極めたということだそうです。
八百比丘尼というと、人魚の肉を食べて800歳まで長生きしたという伝説がある比丘尼で、日本全国にその伝説は分布しているそうです。
本堂は室町時代の建立だそうで、建て替えなどをしないでそのまま使っているそうで、歴史を感じさせるお寺でした。